THEE COFFEE, RECORDS & SOMTHIN' ELSE!
福井県若狭町熊川宿にあるジャズ喫茶THEE COFFEEの自家焙煎珈琲豆と、
マスターがセレクトしたレコードのオンラインストアです。
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【珈琲豆】Original Blend "memento" メメント
¥1,100($7.23)
Original Blend "memento" オリジナルブレンド メメント THEE COFFEEを代表するオリジナルブレンドコーヒーです。 日本の古きよき喫茶店文化を尊敬して深煎りでもバランスの良い飲みやすいコーヒーを目指し、 エチオピア、インドネシア、ホンジュラスのコーヒー豆をブレンドしました。 また、THEE COFFEEではエスプレッソブレンドとしても使用。カフェラテなどの牛乳にも合います。
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【珈琲豆】MANDHELING G1 HUTAJULU マンデリン
¥1,300($8.54)
MANDHELING G1 HUTAJULU マンデリン G1 フタジュル 鬱蒼と繁る山に立ち入った時の深緑色のような香り。 スパイシーでそれでいて甘い味わい。 マンデリンこそが喫茶店を思い起こすにふさわしいコーヒーだ。 強さと深く濃く落としても、あるいは冷やしてもいい。
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【珈琲豆】YIRGACHEFFE G1 ARICHA アリーシャ
¥1,300($8.54)
YIRGACHEFFE G1 ARICHA イルガチェフェ G1 アリーシャ 深煎りのコクと甘さ、エチオピアの華やかさ。 対照的な味わいが奇跡的にひとつのコーヒーに宿っている。 アリーシャは私たちにとって特別なコーヒー。 日本の自家焙煎コーヒーを担った喫茶店から、現在のコーヒー文化までを紡ぐ物語の一杯。 そしてあなたにとってもまた特別な一杯になることを祈っています。 濃く強くドリップしても、または優しく明るい味わいにしてもあなたの好みに合わせてくれる。
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【珈琲豆】WOTE KONGA ウォテ コンガ
¥1,200($7.89)
WOTE KONGA ウォテ コンガ THEE COFFEEではスペシャルティーコーヒー文化に敬意を表して、 アメリカンとして浅煎りのコーヒーを提供している。 華やいだ香りと柑橘の味わいは まるで紅茶のような味わいで、濃い喫茶店的なコーヒーが苦手な方へのオルタナティブとして。 そして古い時代の喫茶店のアメリカンを思い出す。 さっぱりと切れ味よく落とすのがいい。
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【珈琲豆】GAYO OLD ガヨオールド
¥2,000($13.14)
GAYO OLD ガヨ オールド 生豆のまま、熟成させたオールドコーヒーは日本の喫茶店文化の珍しい特徴です。 どこか懐かしい味わいと まるでお酒を飲んでいるような気持ちにしてくれます。 特別な一杯、好事家にも好まれるような珍しい一杯です。 生産国 インドネシア 精製 ハニープロセス 味わい 喫茶店らしい味わい。枯れたウィスキーのような香り。深い深い余韻を楽しむコーヒー豆です。 似合うジャズは チャールズ・ミンガス、オーネット・コールマン、アートアンサンブルオブシカゴ、高柳昌行、大友良英 在りし日のコーヒースタンド思い出すここから遠い音楽とともに 目を覚ます一瞬ここがどこだったかわからなくなるコーヒーを飲む 古きよきものと新しいものがぶつかり合ってジャズ喫茶です
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【Drip Bag】memento コーヒードリップバッグ 単品
¥300($1.97)
Original Blend "memento" Coffee Drip Bag オリジナルブレンド メメント コーヒー ドリップバッグ THEE COFFEEを代表するオリジナルブレンドのコーヒードリップバッグ、単品です。 日本の古きよき喫茶店文化を尊敬して深煎りでもバランスの良い飲みやすいコーヒーを目指し、 エチオピア、インドネシア、ホンジュラスのコーヒー豆をブレンドしました。 また、THEE COFFEEではエスプレッソブレンドとしても使用。カフェラテなどの牛乳にも合います。
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【Drip Bag】memento コーヒードリップバッグ 5個セット
¥1,400($9.20)
Original Blend "memento" Coffee Drip Bag オリジナルブレンド メメント コーヒー ドリップバッグ THEE COFFEEを代表するオリジナルブレンドのコーヒードリップバッグ、5個セットです。 日本の古きよき喫茶店文化を尊敬して深煎りでもバランスの良い飲みやすいコーヒーを目指し、 エチオピア、インドネシア、ホンジュラスのコーヒー豆をブレンドしました。 また、THEE COFFEEではエスプレッソブレンドとしても使用。カフェラテなどの牛乳にも合います。
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Sam Gendel / blueblue【NEW Vinyle】
¥4,500($29.58)
遊んでいるようで、革新的。 それでいて空虚な感じとクールさを兼ね備えている。 だからGendelはMiles Davisのようでもあり、John Coltraneのようでもある。 2022年。オレゴン州、Columbia川の支流に浮かぶ小屋。 そこに仮設のスタジオを組んで、五週間で録り切った。 潮の満ち引きを覚えるくらいの時間、彼はそこにいた。 十四曲すべてに刺し子の文様の名がついている。 縦縞。七宝。鳥襷。網目。籠目。矢来。 菱井桁という曲もある。この店の建物の屋号と同じ字だ。 だが曲名と文様の対応は、はっきりとは示されない。 ふざけているのか、本気なのか。 その判断を宙吊りにしたまま、音だけが薄暮の色で続いていく。 PAIRING COFFEE このアルバムに似合うコーヒーは、YIRGACHEFFE ARICHAだ。深煎りの苦みと厚み。その底を覗き込むとき、あちら側もまたこちらを覗き込んでいる。
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Jaye P. Morgan / Jaye P. Morgan【USED Vinyle】
¥3,300($21.69)
在りし日のGood Old Music。 まるで往年の大ヒット映画を観ているようだ。 輪郭にはブラーがかかり、目を細めているのか、輝いて見える。 もしかしたら涙が流れているのか。そんなバカな。 My Heart Belongs To Daddy。計算高い、悪い駆け引きだな。 1955年、ニューヨーク。Hugo Winterhalterの楽団。 ハスキーで低い声。それでいて、曲を張り倒すように歌いきる。 Cole Porterのこの曲を、原曲より遅いテンポで引き延ばす。 媚びない。しかし艶だけは隠さない。 三歳から一座に立ち、家族で全米を回っていた女の唱法だ。 三十年代の流行歌ばかり並べて、それを自分の色に染めている。 PAIRING COFFEE このアルバムに似合うコーヒーは、WOTE KONGAだ。角のない口当たりと、後から来るやわらかな甘さ。艶のある声に、寄り添いすぎない一杯を。
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Muggsy Spanier / The Essence Of Jazz Classics, Vol. 6【USED Vinyle】
¥1,300($8.54)
本当のジャズが何か知りたいか。 言うことはない。古い音楽から聴くんだ。 1939年。7月から12月にかけて、四回のセッション。 Muggsy Spanierとラグタイム・バンド。全16曲。 ニューオリンズ生まれではない白人が、完全なニューオリンズ・スタイルを持っていた。 Louis Armstrongの1922年から26年までを、そっくり自分のものにした男だ。 だが高音は使わない。中音域だけで押し通す。 Relaxin' At The Touro。大病で入院した病院の名を冠したブルース。 死にかけた男が、退院してすぐ作ったバンドで吹いている。 コルネットにギャングがチップの札を突っ込んだ、というシカゴの話も残る。 そういう時代の音だ。 PAIRING COFFEE このアルバムに似合うコーヒーは、GAYO OLDだ。乾いた質感と、古い木のような香り。1939年の空気に、新しさは要らない。
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Joe Burton / Here I Am In Love Again【USED Vinyle】
¥2,200($14.46)
非常に本質的なジャズピアノだ。 旅をする。途中に泊まったホテルのラウンジで、本質的なピアニストがいたら。 妄想かもしれない。映画のようだ。このジャケットも、トリオの演奏も。なにもかも。 1957年4月21日、ニューヨーク。 Joe Burtonのピアノ、Jud DeNautのベース、Nick Fatoolのドラム。 Do Nothin' Till You Hear From Me。ためらうような一音から始まる。 和音が足され、ベースが寄り添い、また主題へ戻る。 急がない。押し出さない。ただ流れている。 Burtonは天才ではない。これも大名盤ではない。 だが軽妙なフレーズが、深夜のラウンジにそのまま置かれている。 PAIRING COFFEE このアルバムに似合うコーヒーは、mementoだ。澄んだ甘さと、静かに伸びる余韻。三人の間合いを崩さない一杯が、この時間には合う。
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Art Pepper / Art Pepper Meets The Rhythm Section【USED Vinyle】
¥2,600($17.09)
いなせだ。クールであり、最上級のジャズ。 クールなんだ、それでいて速い。 1957年1月19日、土曜の午後。ロサンゼルス。 Art Pepperはその日、録音があることを当日まで知らされていなかった。 妻が勝手に段取りをつけた。 数ヶ月ぶりに出したアルトのリードは、乾いて割れていた。 相手はMiles Davisのリズム隊。一年半、毎晩同じ呼吸で演っている三人だ。 西海岸の男が一人、東海岸の完成品に放り込まれた。 You'd Be So Nice To Come Home To。最初のコーラスで、もう決着がついている。 Straight Life。この曲名を、彼は二十二年後に自伝の題として使う。 五時間で一枚録り終えた。逃げ場のない午後の記録だ。 PAIRING COFFEE このアルバムに似合うコーヒーは、YIRGACHEFFE ARICHAだ。深煎りの苦みの奥に、削ぎ落とされた輪郭がある。甘さに逃げない一杯が、この緊張には合う。
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Nat Adderley / Work Song【USED Vinyle】
¥2,750($18.07)
ファンキーという言葉がある。もう今やわからないだろう。 こいつがそれだ。ファンキージャズ。 1960年1月、ニューヨーク。 コルネット、ギター、チェロ。前線に並ぶ三つの旋律楽器。 こんな編成は他にない。 Work Song。ミュートをつけたコルネットに、Sam Jonesのチェロが応える。 呼びかけと応答。Louis Hayesのドラムが、その隙間を叩いて煽る。 Wes Montgomeryのギターが、Charlie Christian以来と言われた頃の音で入ってくる。 兄Cannonballの影に隠れがちな男が、ここでは自分の曲で真ん中に立っている。 労働の歌だ。囚人が鎖を引きずりながら歌う類の。 それを洒落たクラブで鳴らして、客を踊らせた。 PAIRING COFFEE このアルバムに似合うコーヒーは、MANDHELING G1だ。深煎りの重い苦みと、隠しようのない厚み。土くさく、腹に残る一杯が、この躍動には合う。
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The Rolling Stones / The Rolling Stones, Now!【USED Vinyle】日本盤・London LAX 1004・疑似ステレオ)
¥2,200($14.46)
初期のStonesが、いちばんStonesだ。 このアルバムは彼らが本当にブルースを愛していた証拠。 Brian Jonesの、偏執狂的なリーダーの憮然とした演奏。 本当にStonesが好きなやつが好きなStones。 Little Red Rooster。Willie Dixonの曲を、二十歳そこそこの英国人が演る。 Brian Jonesのスライドが、遅れて滑り込んでくる。 うまくはない。焦っている音だ。 Mona、Down The Road Apiece、You Can't Catch Me。 借り物ばかりを並べて、それでも自分たちの音になっている。 Heart Of Stoneだけが、彼ら自身の曲として異物のように混ざる。 しかしこのレコードは擬似ステレオ、いわばイミテーション。 イミテーションすら、いいと思えるなら、買いかもしれない。 PAIRING COFFEE 一杯は、MANDHELING G1で。深煎りの重い苦みが、Chessの部屋の空気に近い。甘さを探すより、飲み下したあとの苦さが長く残るほうがいい。
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Randy Newman / Live 【USED Vinyle】
¥2,800($18.40)
これが本物の歌うたいだ。 ピアノが一台と、男が一人。それだけで足りている。 1970年9月、ニューヨークのThe Bitter End East。 客席のざわめきが、曲と曲のあいだにそのまま入っている。 Davy The Fat Boy。太った少年を見世物にして金を取る男の歌だ。 Newmanはその男の側から歌う。批判はしない。ただ演じきる。 笑い声が起きる。だが何を笑ったのか、途中でわからなくなる。 Yellow Man、Old Kentucky Home、Cowboy。 どの曲にも、まともでない誰かが立っている。 弾き語りだから、逃げ場がない。 編曲でごまかせない場所に、この人の毒はいちばんよく残る。 PAIRING COFFEE 一杯は、GAYO OLDで。乾いた質感と、古い木のような香り。愛想のない一杯が、この毒気には似合う。飲み終えても、後味が素直に引いていかない。
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Miles Davis / Bitches Brew LP 2枚組 US盤【USED Vinyl】
¥4,400($28.92)
黒い渦だ。ジャケットを開けば、そこにはもう秩序というものがない。マティ・クラーワインの絵が、燃える花と割れた横顔を並べて、何かの儀式を予告している。1969年、8月。ニューヨークのスタジオで、マイルスは楽器を減らすかわりに、楽器の数を増やした。エレクトリックピアノが三台。ベースが二本。ドラムが二人。もう誰にも制御できない密林を、あえて作った。 テオ・マセロの編集鋏が、その密林に道をつけた。切って、貼って、また切って。ジャズという言葉がもう追いつかない音楽が、そこに生まれた。ロックでもファンクでもアフリカでもない。全部でありながら、全部を裏切っている。 このアルバムには、MANDHELING G1を合わせる。重厚で、ダークで、土の匂いを引きずる豆だ。すっきりとは終わらない。喉の奥に、いつまでも居座る苦みがある。Bitches Brewも同じだ。聴き終えても、しばらく体の中で渦を巻いている。
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Peggy Lee / Black Coffee 【USED Vinyl】
¥1,800($11.83)
真夜中、眠れない。 床を歩きまわり、ドアを見張る。そのあいだにブラック・コーヒーを飲む。恋は使い古しのブルース。日曜の午後がどんなものか、この平日の部屋では永遠にわからない。午前一時から四時まで、影に話しかけている——「Black Coffee」の歌詞は、そういう夜の記録だ。 ペギー・リー。彼女は叫ばない。囁く。声を張り上げるかわりに、引く。その引き算が、聴く者の身を乗り出させる。ジューン・クリスティでもクリス・コナーでもない、この乾いた官能。ニコチンと、冷めたコーヒーと、来ない誰かを待つ時間。 1953年から56年、デッカ録音。ジミー・ロウルズのピアノ、ピート・キャンドリのトランペットが、煙のように寄り添う。派手な伴奏はいらない。この声には、余白がいちばん似合う。 「I've Got You Under My Skin」も、「There's A Small Hotel」も、彼女が歌うと違う色になる。明るい曲でも、どこかに夜の匂いが残る。それがペギー・リーだ。 針を落とせば、眠れない夜が始まる。 ──── COFFEE PAIRING ──── ブラックで。銘柄は問わない。 このレコードにミルクは要らない。砂糖も要らない。タイトルがすべてを言っている。ブラック・コーヒー。それだけだ。 強いて挙げるなら MANDHELING G1。深く、苦く、夜の重さを持つ一杯。眠れない夜の相棒として、これ以上のものはそうそうない。だが本当は、いま手元にあるブラックを、ただ黙って飲めばいい。ペギー・リーの声が、残りをやってくれる。
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John Coltrane / Meditations【USED Vinyl】 Impulse! AS-9110(US盤/King Records 直輸入・帯破れ・解説カード付)
¥5,500($36.15)
瞑想?どう考えても、これは叫びだ。 1966年2月、ジョン・コルトレーンは自らのカルテットにもう一人のテナーともう一人のドラマーを加えた。ファラオ・サンダースとラシッド・アリ。二本のサックスが唸り、二台のドラムが波のように押し寄せる。『至上の愛』で神に到達した男が、次に選んだのは対話ではなく、洪水だった。 「父と子と精霊」に始まり「安らぎ」に終わる。組曲としての体裁を取りながら、実際には途切れることのない一本の祈祷だ。美しさを求めていない。求めているのは、その先にあるものだけだ。 この盤には、そういう不均衡さがある。整った美とは違う場所で鳴っている。 paring coffee MANDHELING G1を合わせる。深煎り、重心の低い一杯。苦味の奥に眠る甘さは、二本のテナーがぶつかり合った後にようやく立ち上る静けさに似ている。 熊川宿の午後、この一枚を鳴らすなら、灯りは落としたほうがいい。
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Sonny Rollins / Alfie 【USED Vinyle】(帯付・日本盤・impulse! / MCA VIM-4639)
¥2,200($14.46)
女を次々に取り替える男の話に、Rollinsは10分のテナーで応えた。 1966年1月26日、ニューヨーク。 映画はロンドンで撮られ、音楽だけがここで吹き込まれた。 Alfie's Theme。歩くようなテンポで、短い動機が繰り返される。 Rollinsのテナーは、その上を悠々と外れていく。 編曲はOliver Nelson。9人編成のホーンが、律儀に背後を固める。 Kenny Burrellのギターが一度だけ前に出て、また引く。 映画の主人公は、最後に自分の生き方を疑いはじめる。 音楽はそこまで説明しない。 軽い足取りのまま、B面の終わりまで進んでいく。 聴き終えて、はじめて軽さの意味がわかる。 PAIRING COFFEE 一杯は、WOTE KONGAで。角のない口当たりと、後から来るやわらかな甘さ。Alfie's Themeの軽い足取りに、重すぎない一杯が寄り添う。
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Thelonious Monk / Solo On Vogue【USED Vinyl】
¥2,400($15.77)
ヴォーグのスタジオでたった一人、ピアノに向かった。 1954年6月7日、パリ。サル・プレイエル劇場での「サロン・ド・ジャズ」に出演するため滞在していたセロニアス・モンク、伴奏者はいない。誰の顔色もうかがわない。「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」の最初の一音から、間の取り方そのものが旋律になっている。弾かない音が、弾いた音と同じだけの重みを持つ。これがモンクにとって初めてのソロ・レコードだった。 「煙が目にしみる」を除く全曲がオリジナル。パーカーでもガレスピーでもない、ビ・バップの高僧と呼ばれた男の、素顔に近い一枚。 paring coffee このアルバムにはWOTE KONGAを合わせる。穏やかで、余韻の長い一杯。音と音の間にある沈黙を埋めない、そのままの間隔を保つコーヒー。 熊川宿の静かな午後には、こういう一人の時間がよく似合う。
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Gary Peacock / Keith Jarrett / Jack DeJohnette / Tales Of Another【USED Vinyl】
¥2,600($17.09)
ゲイリー・ピーコックが自らの名義で初めて西側世界に発表したリーダー作に、キース・ジャレットとジャック・ディジョネットを招いた。 1977年2月、ニューヨーク。 後に「スタンダーズ・トリオ」として知られることになる三人の、最初の記録がここにある。 全6曲、すべてピーコックの作曲。ベースが主導権を握りながらも、誰かが前に出るという構図にはならない。三者がそれぞれの間合いで、同じ重心を探り合っている。 オーネット・コールマンとの共演で「霊的コミュニケーション」を掴んだというピーコックの言葉通り、ここには段取りのない対話がある。 paring coffee このアルバムにはGAYO OLDを合わせる。輪郭がやや粗く、時間の経過を感じさせる一杯。抽象的な曲構成に、余計な甘さを添えないコーヒーがいい。 熊川宿の午後、レコードの回転音だけが響く時間に。
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Makaya McCraven / In These Times【USED Vinyl】
¥5,000($32.86)
恵比寿のブルーノートプレイスでマカヤの演奏を聴いたことがある。大きいアフロヘア、とてつもないグルーヴ。Big Smaileで終演後に握手した。 マカヤ・マクレイヴンは自分を「ビート・サイエンティスト」と呼ぶ。ドラマーでありながら、演奏を終わらせた後に本当の仕事が始まる男だ。生演奏をサンプリングし、切り貼りし、もう一度組み立て直す。ジャズが即興の一回性を神格化してきた歴史に対して、この男は録音物を粘土のように扱うことで別の答えを出した。 変拍子の作曲群と、大編成オーケストラのアレンジと、エディット主体のビートミュージック。三つの異なる時間軸が同じ盤の上で衝突する。過去と現在と未来が、境界線を破って混ざり合う。タイトル曲にはスタッズ・ターケルのラジオ・アーカイブからの音声が使われている。シカゴという街の記憶ごと、この作品には練り込まれている。 この一枚には、GAYO OLDを合わせる。クラシックであり、革新的だ。古びているのに現代にある。そういうものを愛している。
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Gary Burton・Chick Corea / Crystal Silence【USED Vinyl】
¥2,800($18.40)
ヴァイブとピアノだけで一枚のアルバムを作る。ベースもドラムもいらない。この編成そのものが、当時のジャズにとって一種の宣戦布告だった。リズム隊という後ろ盾を捨てて、二つの旋律楽器だけで空間を持たせる。それができるのは、余計な音を出さない胆力を持った人間だけだ。 チック・コリアは当時まだ30そこそこ。すでにマイルスのバンドを経て、リターン・トゥ・フォーエヴァーで名を上げつつあった。ゲイリー・バートンはインディアナ生まれ、カントリー畑からロックへ、そしてヴァイブの世界へと転がり込んだ変わり種だ。畑違いの二人が、なぜかここでは息が合いすぎている。テーマが一方の楽器から始まり、もう一方に受け渡される。その渡し方に、一切の淀みがない。 マンフレート・アイヒャーという男がこの空気を作った。コマーシャリズムに毒されたアメリカのジャズ・レコード業界の裏をかくように、ミュンヘンの小さなレーベルから、静けさそのものを録音する技術を磨き上げた。オスロの一夜、ふたりの楽器の音が、次の日には結晶になっていた。 この一枚には、mementoを合わせる。
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Cyrille Aimée / à Fleur de Peau 【USED Vinyl】 Trans-Turquoise限定盤
¥4,200($27.60)
「Inside And Out」は、書いた当初、彼女自身がソングライターとしての自分を信じられず、何年も眠らされたままだった。パンデミックが来て、彼女はコスタリカに買っていた土地に移り住み、たった一人で家を設計し、building した。 その家がクリエイティブな出口になり、そこから曲がまた生まれ始めた。 ジプシー・ジャズの巨匠たちに手ほどきを受けたフランス出身の歌い手、というのがこれまでシリル・エイメの語られ方だった。フランスからニューヨーク、そしてニューオーリンズへ。他人の作った名曲の解釈者として評価を積み上げてきた。だが本作は違う。すべて自作、すべて自分の物語。プロデューサーのジェイク・シャーマンとふたりきりで、彼女のギターとバリトン・ウクレレの弾き語りに、彼が骨董品のような楽器群で層を重ねていく。心の奥から流れ出るものを、そのまま録った。 paring coffee このアルバムに似合うのはWOTE KONGA。 ジャンルは関係ない、フレッシュな気持ちにしてくれる。
PODCAST【ジャズ喫茶のLONG BLACK RADIO】
THEE COFFEEのマスターがお送りする長くて黒いラジオ番組です。
ジャズ、コーヒー、生きること、山間の街のこと。話しています。
マスターへのおたより、質問など募集中です。
福井の若狭町熊川宿にジャズ喫茶と珈琲焙煎所を構える「THEE COFFEE」です。
福井県公安委員会許可第 521130011322 号
道具商
memento 株式会社


