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Sam Gendel / blueblue【NEW Vinyle】
JPY 4,500(USD 28.49)
遊んでいるようで、革新的。 それでいて空虚な感じとクールさを兼ね備えている。 だからGendelはMiles Davisのようでもあり、John Coltraneのようでもある。 2022年。オレゴン州、Columbia川の支流に浮かぶ小屋。 そこに仮設のスタジオを組んで、五週間で録り切った。 潮の満ち引きを覚えるくらいの時間、彼はそこにいた。 十四曲すべてに刺し子の文様の名がついている。 縦縞。七宝。鳥襷。網目。籠目。矢来。 菱井桁という曲もある。この店の建物の屋号と同じ字だ。 だが曲名と文様の対応は、はっきりとは示されない。 ふざけているのか、本気なのか。 その判断を宙吊りにしたまま、音だけが薄暮の色で続いていく。 PAIRING COFFEE このアルバムに似合うコーヒーは、YIRGACHEFFE ARICHAだ。深煎りの苦みと厚み。その底を覗き込むとき、あちら側もまたこちらを覗き込んでいる。
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Minor Threat / Minor Threat (First Two Seven Inches) 【NEW LP】
JPY 3,600(USD 22.79)
誰かに何かを言われること自体が腹立たしいから、音楽で叫ぶことに決めた。自由を求める姿勢、誰とも同じではない表明。Straight Edge. 1981年、ワシントンD.C.。イアン・マッケイは十九歳だった。酒を飲まない。ドラッグをやらない。誰彼構わずヤらない。それを歌にしたら、勝手に運動になった。本人が一番驚いたはずだ。四十六秒の曲に、思想の名前がついてしまった。 「Straight Edge」——直訳すれば、まっすぐな刃。定規の縁。だが本人は主義を作ったつもりなどない。ただ、自分はこうだと言っただけだ。俺はお前らと違う。それだけの話が、四十年経っても消えない。 音は速い。速すぎて、雑だ。ドン・ジエンタラのインナー・イヤー・スタジオ、機材は最小限。だがこの雑さこそが正しい。磨いたら死ぬ音というものが、この世にはある。 ジェフ・ネルソンが描いたビール瓶の男が裏ジャケでこちらを見ている。革ジャンを着た瓶。中身は空っぽ。それが誰のことなのかは、聴けばわかる。 八曲で十五分。裏返してさらに四曲。終わったら、また針を落とす。そういうレコードだ。 ──── COFFEE PAIRING ──── このレコードに似合うのはアメリカの浅煎りのコーヒーのスタイルなのかもしれない。ストレートエッジハードコアの流れはいつしかスペシャルティーコーヒーの運動に結びついていった。そう信じている。
福井県公安委員会許可第 521130011322 号
道具商
memento 株式会社

