Makaya McCraven / In These Times【USED Vinyl】
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恵比寿のブルーノートプレイスでマカヤの演奏を聴いたことがある。大きいアフロヘア、とてつもないグルーヴ。Big Smaileで終演後に握手した。
マカヤ・マクレイヴンは自分を「ビート・サイエンティスト」と呼ぶ。ドラマーでありながら、演奏を終わらせた後に本当の仕事が始まる男だ。生演奏をサンプリングし、切り貼りし、もう一度組み立て直す。ジャズが即興の一回性を神格化してきた歴史に対して、この男は録音物を粘土のように扱うことで別の答えを出した。
変拍子の作曲群と、大編成オーケストラのアレンジと、エディット主体のビートミュージック。三つの異なる時間軸が同じ盤の上で衝突する。過去と現在と未来が、境界線を破って混ざり合う。タイトル曲にはスタッズ・ターケルのラジオ・アーカイブからの音声が使われている。シカゴという街の記憶ごと、この作品には練り込まれている。
この一枚には、GAYO OLDを合わせる。クラシックであり、革新的だ。古びているのに現代にある。そういうものを愛している。
Makaya McCraven『In These Times』。International Anthem / Nonesuch / XL Recordings共同制作、2022年9月23日発表。カタログNo. XL1271LP。本出品はUS盤LP。
シカゴを拠点とするドラマー/コンポーザー/プロデューサー、マカヤ・マクレイヴンの、7年以上をかけて制作されたキャリア集大成的作品。5つのスタジオと4つのライヴ演奏空間で断片的に録音された演奏を、後から徹底的な編集・オーバーダブ・ポストプロダクションで再構築するという、彼自身が磨き上げてきた「オーガニック・ビート・ミュージック」の手法を、変拍子のオリジナル曲と大編成オーケストラ・アレンジに融合させた作品。過去・現在・未来を溶かし合わせる「ポリテンポラル(poly-temporal)」な作曲群と評されている。
参加ミュージシャンはJeff Parker(g)、Junius Paul(b)、Brandee Younger(harp)、Joel Ross(vib)、Marquis Hill(tp)を中心に、Lia Kohl、Macie Stewart、Zara Zaharieva、Marta Sofia Honer、Greg Ward、Irvin Pierce、Greg Spero、Rob Clearfield、Matt Gold、De'Sean Jonesら十数名が参加。全曲マカヤ・マクレイヴン作曲(「Lullaby」のみ既存曲を基にした編曲)。表題曲にはシカゴのラジオ・パーソナリティ、スタッズ・ターケルのアーカイブ音源からの抜粋が使用されている。
収録:
Side A
1. In These Times
2. The Fours
3. High Fives
4. Dream Another
5. Lullaby
Side B
1. This Place That Place
2. The Calling
3. Seventh String
4. So Ubuji
5. The Knew Untitled
6. The Title
Sleeve: Near Mint
木々の写真をあしらったモノトーンのアートワーク。状態良好。
Media: Near Mint
Label: International Anthem / Nonesuch / XL Recordings共同制作。カタログNo. XL1271LP。2022年発売。
アーティスト: Makaya McCraven
タイトル: In These Times
レーベル: International Anthem / Nonesuch / XL Recordings
カタログ番号: XL1271LP
フォーマット: LP、33RPM
国: US
バーコード: 191404127117
発売: 2022年9月23日
プロデュース: Makaya McCraven
エンジニア・ミックス: Dave Vettraino, David Allen, Makaya McCraven
録音アシスタント: Najee-Zaid Searcy
マスタリング: Dave Cooley(Elysian Mastering)
収録時間: 41分12秒
International AnthemとXL Recordingsの初の共同リリース作品であることも明記されている。International Anthemはシカゴ発のレコード会社で、プログレッシブなメディアの制作・普及を掲げるレーベル。XL Recordingsは1989年設立のイギリスの独立系レーベル。
制作背景としては、マクレイヴンが2015年のInternational Anthemデビュー作『In The Moment』の直後から温めてきた構想であり、その後6作品(2018年『Universal Beings』、2020年『We're New Again』など)をリリースする間もバックグラウンドで進行し続けていたプロジェクトとされる。5つのスタジオと4つのライヴ会場で録音され、徹底したポストプロダクション作業を経て完成した。表題曲「In These Times」には、シカゴのラジオ・パーソナリティ、スタッズ・ターケルのラジオ・アーカイブからの音声抜粋が使用されている(Chicago History Museum及びWFMTの許諾のもと使用)。
福井県公安委員会許可第 521130011322 号
道具商
memento 株式会社

