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Max Roach & Clifford Brown / In Concert 【USED Vinyl】

¥2,200

残り1点

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1954年、ロサンゼルス。カリフォルニア・クラブという店で、二度のライヴが行われた。4月と8月。同じ年でも、メンバーは半分入れ替わっている。テディ・エドワーズからハロルド・ランドへ。カール・パーキンスからリッチー・パウエルへ。
だがマックス・ローチとクリフォード・ブラウンは、変わらずそこにいる。師弟でも兄弟でもない、もっと直接的な信頼の形がそこにある。

もともとは10インチ盤2枚に散っていた演奏だった。12インチ化の際に、時間の都合でソロが切り刻まれた。誰も気づかないまま、何十年もそうやって流通していた。1984年、ようやく元の尺のまま、日本で一枚に編まれた。切られた小節が、戻ってきた。

ジョン・ブラントの手による装丁だ。矢の先には黒いシンバルの雲。何かが放たれた瞬間を、そのまま額に入れて飾ったようなジャケットだ。

この一枚には、あえてブレンドのmementoを合わせる。味わいが調和を重んじる一方でブラウンのトランペットも、ローチのドラムも、鳴り終わった後にまだ何か言い足りていない。そういう感触がある。

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Max Roach & Clifford Brown『In Concert -Complete Version-』。1954年4月と同年8月30日、ロサンゼルスのCalifornia Clubで収録された2つのライヴ・セッションをまとめた一枚。

Side 1(1954年4月録音): Clifford Brown(tp)、Teddy Edwards(ts)、Carl Perkins(p)、George Breadsaw(b)、Max Roach(ds)
Side 2(1954年8月30日録音): Clifford Brown(tp)、Harold Land(ts)、Richard Powell(p)、George Morrow(b)、Max Roach(ds)

Produced by Gene Norman、Photography by Ross Burdick、Cover Design by John Brandt。GNP Crescendo Recordsからのライセンスにより、キングレコードが発売。

本来この演奏はオリジナルの10インチ盤2枚に分かれて発表されていたが、後年の12インチLP化(K23P-6271)の際、収録時間の都合で各曲のソロが編集でカットされていた。本盤は1984年、そのカット箇所を復元し、10インチ盤と同内容のコンプリート・ヴァージョンとして日本で初めて12インチ化されたもの。帯には「貴重盤」「本邦初登場」の表記あり。解説は大和明が担当し、カット編集の経緯や各曲の復元箇所について詳細に記している。

クリフォード・ブラウンの正式なライヴ録音としては数少ない記録であり、ハード・バップ黎明期のグループの熱量をノーカットで伝える資料的価値の高い一枚。

収録:
Side 1
1. All God's Chillun Got Rhythm
2. Tenderly
Side 2
1. Jordu
2. I Can't Get Started
3. I Get A Kick Out Of You

Sleeve: EX〜EX+
紫地に黒のデザイン、印刷の発色は良好で大きなスレ・ダメージはない。帯(オビ)付属、破れ等なし。

Media: EX
盤面は黒々とした光沢を保っており、目立つ傷や白濁は確認できない。針飛び等なし

Insert: 解説書(大和明、1984年7月)付属。カット編集の経緯を詳述した資料的価値のある内容。

Label: GNP Crescendo(オレンジ地)、Manufactured by King Record Co., Ltd, Tokyo, Japan。MONO表記。

解説は大和明(1984年7月)。要旨は以下の通り。

50年代のハード・バップは、ビバップの語法を踏まえながら、より黒人的な熱量とドライヴ感を前面に出したスタイルとして東海岸を中心に発展した。クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ・クインテットは、その代表的なグループのひとつであり、西海岸ジャズの本拠地ロサンゼルスでの結成・始動は、ハード・バップ派の巻き返しとして象徴的な出来事だったと位置づけられている。

本アルバムは、結成間もない1954年4月と、同年8月30日の2度にわたるカリフォルニア・クラブでのライヴ録音を収めたもの。もとは別々の10インチ盤としてリリースされていたが、後年の12インチLP化に際して収録時間の都合からソロの一部がカットされ、不自然な編集になっていたことが、オリジナル盤との聴き比べによって判明した。今回、キングレコード担当者への解説者からの提案がきっかけとなり、10インチ盤当時のノーカット尺を復元した「コンプリート・ヴァージョン」として本盤が制作された。

解説では各曲について、12インチ盤でカットされた具体的な小節数や箇所(イントロのシンバル・ワーク、ソロ・コーラス、ドラム・ソロ、フォー・バースなど)が曲ごとに詳述されている。

裏ジャケットの英文ライナーには、ジャズ評論家Nat Hentoffによる1954年4月付の記事の抜粋を元にした、クリフォード・ブラウンの人物紹介(生い立ち、Dizzy Gillespieとの出会い、Lionel Hamptonバンドでの活動歴など)とMax Roachのプロフィールが掲載されている。

アーティスト: Max Roach & Clifford Brown
タイトル: In Concert -Complete Version-(イン・コンサート〜コンプリート・ヴァージョン〜)
レーベル: GNP Crescendo(ライセンス発売:キングレコード)
カタログ番号: K18P-6300(K18P-6300A / K18P-6300B)
フォーマット: LP、Mono、Gatefold
国: 日本(国内盤)
帯: あり(「貴重盤」「本邦初登場」表記、定価¥1,800)
解説insert: あり(大和明、1984年7月付)
発売時期: 1984年(Distributed by King Record Co., Ltd. / Made in Japan / NPc. 1984)
録音: Side 1 1954年4月、Side 2 1954年8月30日、共にLos Angeles, California Club(Poss.)にてライヴ収録
プロデューサー: Gene Norman
写真: Ross Burdick
ジャケットデザイン: John Brandt
備考: オリジナル10インチ盤2枚(Max Roach and Clifford Brown In Concert Vol.5 / Vol.7)の演奏を、後年の12インチLP化でカットされた箇所も含めノーカットで復元した「コンプリート・ヴァージョン」。日本編集・初出。

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