Pithecanthropus Erectus / The Charlie Mingus Jazz Workshop 【Used Vinyl】
¥2,600
残り1点
Pithecanthropus Erectus / The Charlie Mingus Jazz Workshop
Atlantic 1237 / 1956
タイトルは「直立猿人」。人類が二本足で立ち上がった瞬間の話だ。
ミンガスはそれを、音楽で再現しようとした。起源から、誕生から、まだ名前のない何かが立ち上がるところから。冒頭の不協和音が鳴り始めたとき、これは不快なのか快感なのか、しばらく判断がつかない。それでいい。
コーヒーもそうだ。最初の一口が、苦いのか旨いのか、わからないときがある。
マンデリンG1の深煎り。インドネシアの土から来た豆で、スパイシーで、アーシーで、どこか原始的な味がする。文明の話ではない。もっと前の話だ。このレコードに合っている。
チャールズ・ミンガスはベーシストだ。しかしこのアルバムでは、ベースよりも先に作曲家として、バンドリーダーとして存在している。
1956年、ニューヨーク。収録曲は四曲しかない。タイトル曲「Pithecanthropus Erectus」は10分。人類の誕生から傲慢、そして滅亡までを描いた組曲だとミンガス自身が書いた。大げさに聞こえるかもしれない。でも実際に聴けば、そういうことだと、理屈より先に体がわかる。
ミンガスはこのアルバムで初めて、楽譜を使わなかった。書けないものを、耳で演奏者に伝えた。だから音楽は、楽譜の外側にある何かを持っている。
最初の数分、戸惑うかもしれない。それは正しい反応だ。ジャズをあまり聴いたことがない人ほど、この音楽の異様さを正直に受け取れる。慣れた耳より、新しい耳の方が、ミンガスには似合うこともある。
Condition
盤質 NEAR MINT
非常に綺麗。針跳びなし。
ジャケット EXCELLENT
経年変化によるヤケあり。
Info
ATLANTIC 1237 P6005-A
Japan 1972
A1 Pithecanthropus Erectus = 直立猿人
Written-By – Charlie Mingus*
10:32
A2 A Foggy Day = 霧深き日
Written-By – George & Ira Gershwin
7:45
B1 Profile Of Jackie = ジャッキーの肖像
Written-By – Charlie Mingus*
3:07
B2 Love Chant = ラヴ・チャント
Written-By – Charlie Mingus*
14:52
Alto Saxophone – Jackie McLean
Bass – Charlie Mingus*
Cover – Julio de Diego
Drums – Willie Jones
Editor [監修] – 野口久光*, 悠雅彦*, 油井正一*, 岩浪洋三*
Engineer [Recording] – Hal Lustig, Tom Dowd
Liner Notes – Charles Mingus
Liner Notes [Insert] – 岩浪洋三*
Piano – Mal Waldron
Supervised By – Nesuhi Ertegun
Tenor Saxophone – J. R. Monterose*
Atlantic green-white-red label release. Includes insert with notes in Japanese and obi strip.
福井県公安委員会許可第 521130011322 号
道具商
memento 株式会社

